むし歯は磨き残しや飲食の生活習慣が原因です。むし歯の大きさによって、治療法が異なります。神経までむし歯が達しているときは、神経を抜く根管治療が必要になります。さらにむし歯が大きく、むし歯を取り切った際にほとんど歯が残らない場合は抜歯となってしまうケースもあるので、痛みや温かいもの冷たいものでしみたりなど症状があれば早めに受診するようにしましょう。
当院では定期検診の患者様には定期的にレントゲンを撮影させて頂き、むし歯の早期発見、早期治療を行っております。

むし歯が大きく歯の神経が感染してしまった場合は、神経を抜いて最後に薬剤を詰める根管治療（歯の根っこの治療）が必要になります。

根管治療において、保険診療と自由診療で大きく異なるのが治療期間の目安です。保険診療は一回の治療時間が30分程度で4〜5回、複雑な場合はそれ以上の通院回数をかけて治療を行います。
数ヶ月かけて治療をすることがほとんどです。一方で自由診療は60〜90分時間をかけて細かな治療を行い、通院回数は２〜3回で、1ヶ月程で治療が終わります。
根管治療は保険診療のように長期間かけて行うと、根管内に細菌を増殖させて再治療になるリスクがあります。
治療の間隔をあけてしまうと、再治療のリスクはさらに高くなるため、週に1回程のペースで来院する必要があります。
根管治療における自由診療は治療回数を少なく、また高価な薬剤を用いることで、また歯への負担を軽くし、治療の成功率を上げることができます。

根管治療は非常に難易度の高い治療です。保険診療での根管治療の成功率は30〜40％、自由診療での根管治療は成功率が80〜90%となっております。