COLUMN
お役立ちコラム
生え変わる前のつなぎだけじゃない!乳歯の大切な役割

「乳歯はいずれ抜けるから、そこまで気にしなくてもいいのでは?」
そんなふうに思っている方も、実は少なくありません。
ですが、乳歯には「つなぎ」以上のとても大切な役割があるのです。
今回は、乳歯が担っているさまざまな機能について、わかりやすくご紹介します。
噛むこと
乳歯のうちにしっかり噛むことで、食べ物の消化や吸収がスムーズになります。
お子さんの発育には、効率よく栄養素を吸収することがとても大切です。
話すこと
歯は、お子さんの発音の発達にも影響を及ぼします。
例えば、乳歯の前歯がむし歯などで失われてしまうと、「さしすせそ」の“さ”行の発音がしづらくなることがあります。
永久歯を正しい位置に導く
顎は、永久歯が生えてくるために成長していきます。
スペースが空いてしまうと、永久歯が変な位置から生えてきてしまうことがあり、歯並びに悪影響を及ぼす可能性があります。
乳歯が虫歯になってしまったら
乳歯のむし歯は、永久歯に比べて歯質が柔らかく、進行も早いのが特徴です。
そのため、むし歯を放置してしまうと、永久歯の歯質や歯並びにも影響が及ぶことがあります。
気づいたら、できるだけ早く歯医者さんで治療しましょう。
乳歯の役割を知って、大切に守っていきましょう。
お子さんの未来のために、今できるケアを一緒に考えていきたいですね✨