COLUMN
お役立ちコラム
マウスピース矯正のメリット・デメリット🦷
以前、マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いについてご説明しました。
今回は、そのマウスピース矯正のメリット・デメリットについて詳しく説明していきます。
メリット①
無色透明で目立たない
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の一番の違いと言っても良いのが見た目の違いだと思います。
透明で薄いマウスピースを使用するため、矯正中でも周囲に気づかれにくく、日常生活でのストレスを軽減できます。
メリット②
歯磨きのしやすさ
ワイヤー矯正の場合は、金属の矯正装置をつけているため歯磨きには工夫が必要になります。
一方、マウスピース矯正の場合はアライナー(矯正装置)の脱着ができるので、今までと同じように歯磨きができます。
メリット③
痛みや違和感が少ない
従来のワイヤー矯正では金属製の装置が原因で口腔内に傷がついたり、違和感を覚える場合がありました。
しかし、マウスピース矯正ではプラスチックの弾力を利用した弱い力で少しずつ歯を矯正していくため、これらの問題を大幅に軽減できます。
さらに、口腔内にフィットするデザインにより、痛みや不快感が少ないため、快適に矯正を進められる点が特徴です。
デメリット①
装着時間が長い
マウスピース矯正は、装置を自分で取り外せますが、適切な使用時間を守らなければ、治療効果に影響が生じます。
1日に17〜20時間の装着が推奨されており、食事や歯磨き以外の場面では、装着し続けなければなりません。
しかし、食事中には取り外しができるため、矯正器具による不便さを感じる必要がなく、好きなものを楽しめます。
また、歯磨きも通常通り出来るため、口腔内の清潔さを保ちやすくなります。
デメリット②
装着中に飲食ができない
マウスピース矯正を装着中には、基本的に水や無糖の炭酸水以外の飲食ができません。このため、食事のたびにマウスピースを取り外す手間が気になる方には、向いていない場合があります。
しかし、取り外しは非常に簡単で、慣れてしまえば数秒で済むため、わずらわしさは徐々に解消されます。
矯正治療中でも食事を自由に楽しみたい方には、マウスピース矯正がおすすめです。
デメリット③
対応が難しい症例がある
マウスピース矯正は、軽度から中程度の歯列の問題に適している矯正方法です。
しかし、抜歯が必要なケースや重度の叢生、外科的手術が必要な顎変形症など、複雑な症例には不向きな場合があります。
そのため、確実な治療結果を得られやすいという点ではワイヤー矯正の方が向いていると言えます。
いかがでしたでしょうか。
今回はマウスピース矯正のメリット・デメリットについてご紹介しました。
マウスピース矯正が気になった方はぜひ当院にご相談ください!