COLUMN
お役立ちコラム
歯科用CTについて📷
今回は歯科用CTについてご紹介いたします✨
「CTといえば、病院で検査着に着替え横になって大きい筒状の空洞に入って検査する」
このようなイメージが浮かぶ方も多いと思いますが、歯科用CTは大きく違うと言えます。
◆歯科用CTとは?
一般の医科用CTと比べ被曝量が少ないのが大きな特徴で、撮影時間も十数秒で済むことから患者様への負担を大幅に軽減することができます。
また、歯が失われた部分の骨の厚みや深さ、上顎洞や下顎管までの距離を0.1ミリ単位で正確に計測し、歯牙や上顎洞の形態の三次元的イメージを把握できます。
◆従来のレントゲンとの違い
従来のパノラマレントゲンが2次元で平面的あるのに対して、歯科用CTが3次元(3D)で立体的に画像をとらえることができる点が大きな違いです。
▽従来の2次元レントゲン ▽CTによる3次元の画像
◆歯科用CTのメリット
・院内での撮影が可能で、提携病院へ出向く必要がない
歯科用CTが院内に設置されていると、すぐに撮影ができるため、別の提携病院に出向く手間が省けます。提携病院でのCT撮影は予約が取りにくく、時間がかかることが多いため、院内での撮影が可能な場合は非常に便利です。費用も患者さんの負担が軽減されることもあります。
・医科用CTに比べて被ばく量が少なく、安心して撮影できる
歯科用CTはあご周辺に限定して撮影を行うため、全身を撮影する医科用CTよりも細部にわたる情報が得られ、患者さんにとって安心です。
・治療の精度が高まり、より安全な治療が可能
インプラント治療や歯周病治療を行う際には、骨の状態や歯の位置を詳細に確認することが不可欠です。歯科用CTは高精度の3D画像を提供し、これを元にシミュレーションを行うことで、理想的なインプラントの埋入位置や治療計画を立てることができます。
ただ、こんなに優れた機器ですが、日本では導入率が低いのが現状です。
歯科用CTを導入しているかどうかは、歯科医院を選ぶうえで重要なポイントです。
当院では、新しい機器や技術を積極的に取り入れて、患者さんにとって優しい治療を行っています。
どんなお悩みでもお気軽にご相談ください😊